法科大学院に関する批判的意見・現状告発記事を収集するブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
東京大学・法科大学院の学生の1/3は 「法曹の仕事には適さない」
【引用元】
内閣府 規制改革・民間開放推進会議
第6回 規制見直し基準WG(平成17年7月4日)
http://www.kisei-kaikaku.go.jp/minutes/wg/2005/0704/summary050704_01.pdf

■発言者
【吉村参事官】……吉村典晃氏 (法務省大臣官房司法法制部・参事官)
【福井専門委員】…福井秀夫氏 (政策研究大学院大学・教授)

【福井専門委員】 5,700~5,800人位が定常ベースでは、毎年司法試験を受験することとなるのか。

【吉村参事官】 入学者ということではそうであるが、法科大学院では厳格な成績評価と修了認定が大前提として期待されており、その意味で大学がどこまできちんと教育をするかにより受験者数は変動するものと考えている。

【福井専門委員】 今年度の最上級生(司法試験の有資格者)は2,300人の内、何人くらいとなっているのか。

【吉村参事官】 正確な数字は持ち合わせていないが、昨年現行司法試験を合格した者が数十名いると認識している。また、大学により進級できなかった者もいる。ただし、この数字は文部科学省に聞かなければわからない。ただ、いろいろな予想値があり2,000人前後ではないかといわれているが正確な数字はわからない。

【福井専門委員】 厳格な評価や修了認定は、法曹の質の担保という面で重要だが、それはどの程度の質を要求するかで異なるのではないか。今後定常ベースで5,700~5,800人が受験資格を得るとして、現行の法科大学院が存続するということを前提にすれば、中期的には合格率をどの程度にするのか。

【吉村参事官】 大学院の認定の厳格さにより合格率は変わってくると考えるが、全ての方が受験するという前提であれば、最終的に単年ベースで約20%程度ではないか。ただし、一人の受験者が5年間に3回受験できるので、受験者全体では約50%程度と考えている。

【福井専門委員】 単年ベースで見れば20%程度の合格率と考えているのか。

【吉村参事官】 大学院がどこまで相応しい授業を行い、学生に対しきちんとした評価を行っているかにより、合格率は変動するものと認識している。ある関係者によれば一部の法科大学院の授業が従来の大学の範囲内の内容であるとか、さらには予備校に通っている方もいると漏れ聞いている。

 また、ある東京大学教授の話として伝え聞いたところでは、東京大学の生徒の約1/3は無条件に法曹の関係者に相応しく、1/3については適切な教育を積めば法曹に携わる資格を十分得ることができるが、残りの1/3は法曹の仕事には適さないのではないかと話されていたらしい。あくまでもこれは大学の意見ではなく、一先生の意見、印象に過ぎないが、今後このような意見が正しいかどうかも含め検証を行わなければならないと考えている。また、東大でこのような状況であれば、他の大学の状況がどうであるかを十分検証する必要があると考えている。

 ただ、法務省としては法科大学院の入学者全てが受験するという前提で合格率の議論をするのは間違いではないかと考えている。

【福井専門委員】 5,700~5,800人の学生が大学院を卒業し、その内の2割程度しか合格しないのであれば、確実に倒産する大学院が出てくると考えるがどうか。

【吉村参事官】 法科大学院を設置にあたっては、文部科学省が厳選するのではなく、一定の基準を満たせばすべて認可するという考えに基づいている。これはまさに市場主義であり、それだけの教育水準を満たさないのであれば、つぶれても仕方がないという制度設計ではないかと考える。

スポンサーサイト
2005/11/30(水) 00:31:47| 法科大学院関連ニュース| トラックバック(-) コメント(-)

  

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。